ISBN:459691222X 文庫 平江 まゆみ ハーレクイン 2007/05 ¥840

キャンディス・キャンプのモアランド公爵家の秘密3冊目、読了〜。
これの前に読んだ本のせいか、非常に毎度お馴染みのキャンプ節ですらココロ洗われるかのように、穏やかな気分で読めました(笑)。
お約束ものって、こんなにいいものなんだ・・・とか(笑)。

さて、今回の主役はモアランド公爵家の良心にて、唯一の常識人である次男のリード。
いや〜、もうこれが・・・笑えるぐらいの普通の人なんだわ(^^ゞ
それでなくても、キャンプ作品の主役ってちょっと配線違いぐらいで丁度いい(笑)、とかいう感じなのに、これだけ優等生となると・・・読んでるこっちがどうしていいのかちと分からない(爆)。
そこは達者なキャンプなので、今度はリードのお相手となるアンナの家系の方にかなりのクセモノ設定をもってきてバランスをとっている。
何か・・・このシリーズは変人自慢大会なのか?という気持ちが無きにしも(違います。笑)。
というか、普通でいいじゃん・・・何をキャンプ作品に求めているんだ?! > ことのさん(爆)

それにしても、現実実利主義のリード兄ちゃん、実は一目ぼれフォーリンラブくんだったというあたりは、やっぱりあの一家の人間よねぇ(笑)。
それでも、やっぱり優等生なので、彼に関しては物語は淡々とお話は進んでしまって、ちょっと盛り上がりに欠けたかな(^^ゞ
ヒロインのアンナも、利発で美しい女性なんですが、こちらは前出のクセモノ設定に振り回されてキャラ色が余り出せなかったかも。
そういう意味では、設定とか他のキャラとか関係なくマイペースに自分達をアピールしたモアランド家の双子ちゃん達の勝ち逃げ?(爆)

オタクくんヒーロー好きのことのさん(自爆)にとって、最初っからその設定だけで萌え系だった長男テオが次回の主役のこのシリーズ・・・。
変人くんのアホ設定カモ〜ン!!な内容かどうか、今から楽しみです(爆)

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