ISBN:4594053238 文庫 上中 京 扶桑社 2007/03 ¥880
Ellora’s Cave Pubから日本上陸、リサ・マリー・ライス初翻訳作品読了〜。
いやー、スゴかった(爆)
でも、昨年のスカ・キングであるなんちゃってシークと比べると同じエロでもこちらの作品のが全然よかったです。ええ。
設定にあんな月のクレーター並みの矛盾がありません、ってか、設定そのものをエロてんこ盛りでカッキーン!(オリラジか。笑)とばかりにすっ飛ばしてますから(爆)。
よく、ことのさんがアネット・ブロードリック作品をレビューする時に言う事があるんですが。
この作家リサ・マリー・ライスにも当てはまります。
そう、作家の中では既に作品中で起こる事件や犯人なんて、二人のロマンスを書く為の小道具に過ぎない位置付けがされているとアリアリと読み取れます。
だから唐突にヒロインであるスザンヌが殺し屋に狙われるし、謎解きでウンウン唸る事もなく、憑き物が墜ちたように犯人も分かったりする(しかも、ヒーローであるジョンの、犯人のバックグランドの詳細解説付き。爆)。
いや、もう、その潔さの方がいいの!
変に色気出して、サスペンス部分にリキ入れちゃお〜っとかいうより読者のツッコミ覚悟でそのざっくり切り捨て出来る潔さは、認めるべきである(笑)。
昨今ロマンス小説界では、エロティカ系のものが大人気だが、これを読んでいるとカテゴリーロマンス並の軽いボリュームでこうやってお手軽に読める、って意味じゃあ、確かにこれもアリだなぁ、と。読者の選択肢の一つとして。
そんなに肩凝らないし、何より・・・もう竹を大鉈でずっぱーん、と割ったぐらいに元SEALヒーローのジョンがネアンデルタール人ヒーローなんだもん(爆)。
ことのさん、寸止めで悶え苦しむヒーローというのがツボなのは公言しておりますが、レンガを砕く程に我慢し悶えられてはもう敵いません(^^ゞ
ジョンの妄想モノローグはもはや、ジェット機よろしくぶっ飛ばしすぎていて自主規制の嵐(笑)。
最後も力技でねじ伏せてラスト持込ち、ってカンジですな(笑)。
ですが、まぁ、さすがにEC作品。
作品の全ページの半分はイタしてる場面、というのも事実(爆)。
スザンヌがぶっ壊れるんじゃないか、とジョンが心配するんだけど、確かにな。アンタのそのあれやこれやはな(爆)。
ホンマ、お取り扱いにご注意下さい(外出時に持参、というのは危険です。爆)。
あ、すっごいオススメ本!のようにとられてはナニなので、ここからは辛口なところを。
不満な点も勿論沢山ありますよ。
特に、スザンヌの友人であるトッドが殺された箇所・・・いや、これは正しくない。
「殺された事を伝えられた」だ。
二行で済まされるべき出来事ではないと思う。
読んでて「いきなり事後承諾かよっ!」とちょっと唖然。
切り捨て具合を褒めはしたが、これに関してはやってはイカンと思った。
同じ殺されるにしても、もう少し書いてあげないと・・・なまじスザンヌとの軽妙なやりとりがあった分、ちょっとね。
それと、直接スザンヌにそれが伝えられずにいた事もひっかかったり。
まぁ、そんな機微をこの作品に求めたりするのは野暮ですかね(^^ゞ
今作品にて、ヒーローの親友、そしてヒロインの友人として登場するバドも主役となる模様。
そこらへんSEALつながりモノは、覚え書きしてみました、って事で。
http://cool-book-new.seesaa.net/article/35508476.html
それらスピンオフも翻訳されると受け取っていいのかしら・・・あのあとがき。
Ellora’s Cave Pubから日本上陸、リサ・マリー・ライス初翻訳作品読了〜。
いやー、スゴかった(爆)
でも、昨年のスカ・キングであるなんちゃってシークと比べると同じエロでもこちらの作品のが全然よかったです。ええ。
設定にあんな月のクレーター並みの矛盾がありません、ってか、設定そのものをエロてんこ盛りでカッキーン!(オリラジか。笑)とばかりにすっ飛ばしてますから(爆)。
よく、ことのさんがアネット・ブロードリック作品をレビューする時に言う事があるんですが。
この作家リサ・マリー・ライスにも当てはまります。
そう、作家の中では既に作品中で起こる事件や犯人なんて、二人のロマンスを書く為の小道具に過ぎない位置付けがされているとアリアリと読み取れます。
だから唐突にヒロインであるスザンヌが殺し屋に狙われるし、謎解きでウンウン唸る事もなく、憑き物が墜ちたように犯人も分かったりする(しかも、ヒーローであるジョンの、犯人のバックグランドの詳細解説付き。爆)。
いや、もう、その潔さの方がいいの!
変に色気出して、サスペンス部分にリキ入れちゃお〜っとかいうより読者のツッコミ覚悟でそのざっくり切り捨て出来る潔さは、認めるべきである(笑)。
昨今ロマンス小説界では、エロティカ系のものが大人気だが、これを読んでいるとカテゴリーロマンス並の軽いボリュームでこうやってお手軽に読める、って意味じゃあ、確かにこれもアリだなぁ、と。読者の選択肢の一つとして。
そんなに肩凝らないし、何より・・・もう竹を大鉈でずっぱーん、と割ったぐらいに元SEALヒーローのジョンがネアンデルタール人ヒーローなんだもん(爆)。
ことのさん、寸止めで悶え苦しむヒーローというのがツボなのは公言しておりますが、レンガを砕く程に我慢し悶えられてはもう敵いません(^^ゞ
ジョンの妄想モノローグはもはや、ジェット機よろしくぶっ飛ばしすぎていて自主規制の嵐(笑)。
最後も力技でねじ伏せてラスト持込ち、ってカンジですな(笑)。
ですが、まぁ、さすがにEC作品。
作品の全ページの半分はイタしてる場面、というのも事実(爆)。
スザンヌがぶっ壊れるんじゃないか、とジョンが心配するんだけど、確かにな。アンタのそのあれやこれやはな(爆)。
ホンマ、お取り扱いにご注意下さい(外出時に持参、というのは危険です。爆)。
あ、すっごいオススメ本!のようにとられてはナニなので、ここからは辛口なところを。
不満な点も勿論沢山ありますよ。
特に、スザンヌの友人であるトッドが殺された箇所・・・いや、これは正しくない。
「殺された事を伝えられた」だ。
二行で済まされるべき出来事ではないと思う。
読んでて「いきなり事後承諾かよっ!」とちょっと唖然。
切り捨て具合を褒めはしたが、これに関してはやってはイカンと思った。
同じ殺されるにしても、もう少し書いてあげないと・・・なまじスザンヌとの軽妙なやりとりがあった分、ちょっとね。
それと、直接スザンヌにそれが伝えられずにいた事もひっかかったり。
まぁ、そんな機微をこの作品に求めたりするのは野暮ですかね(^^ゞ
今作品にて、ヒーローの親友、そしてヒロインの友人として登場するバドも主役となる模様。
そこらへんSEALつながりモノは、覚え書きしてみました、って事で。
http://cool-book-new.seesaa.net/article/35508476.html
それらスピンオフも翻訳されると受け取っていいのかしら・・・あのあとがき。
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