ISBN:4596308063 新書 仁嶋 いずる ハーレクイン 2007/02 ¥700
新刊は新刊のうちにレビューを、ってワケでまだこれを書いてない事に気付きました(^^ゞ
ジェニファー・クルージーの初期作品、読了(^^)
いや〜、サイコー!!
今年に入って読んだハーレクイン社から出たシリーズロマンスの中で一番のお気に入り♪♪
クルージーらしいスクリューボール・ラブコメで、登場人物達もクセモノ揃いでずっとケラケラ笑いっぱなしでした(笑)。
元ネタが分かる人には、これは二倍楽しめる作りになっているのもクルージーらしいですな。
主人公である二人に関しても、絶妙なやりとりが最高でしたね。
友人との賭けの為、本職の証券ブローカーを休業してまで私立探偵業を営むミッチェルの元にやってきた謎の女性メイ・ベル。
頓珍漢な親族や友人、知人、使用人に囲まれたメイ・ベル(ここらへん、もうクルージー節が全開。笑)の胡散臭い依頼を了解するミッチェルだが、最初の出会いの時点で二人してもうほんわか〜、なのよね。
大ウケなのが、ミッチェルの「男の欲求」に対する理論(爆)。
あれは一読すべきである。
ミョーに納得してしまったんだよ、ホント。
なんで美人愛人がいるのに男が浮気するのか、という問いに「丘の向こうに何があるのか見たいという男の欲求」と答えるのだが。
何でもその欲求のために、男は海を渡り、パイプラインを造り、西部を開拓したらしい(爆)。
すごい理屈だ(爆)。
また、このミッチェルが無類の司書フェチで、かつて付き合った女は大半が司書関係というアホさが傑作(爆)。
こういう稚気あるヒーローを書かせると、全くもってクルージーはペンが冴えるのだ(笑)。
そういう茶目っ気に引っ張られて、最初は地味に描かれているヒロインがどんどんキュートな面を花開かせてゆく様を書いてゆく。
本当にうまいのである。
ワンコを描くのもうまい愛犬家クルージーらしく、メイ・ベルの愛犬ボブもかわいいし。
ラストで、ミッチェルとボブのやりとりは、クルージー作品の愛読者なら待ってました、ってカンジですよね(笑)
この作品、9年前に翻訳が出た『シンデレラになれない』(T-308)のスピンオフでもありまして、前作でくっついた主人公カップルもしっかり登場していて二倍楽しめました(^^)♪
イケメン弁護士ニックも相変わらず、奥様となったテスも相変わらずキュートだし♪
次のクルージーの翻訳は4月。
邦題から『Charlie All Night』とは思うんだけど。
それを除くと残るTのクルージー未訳は1冊・・・どうか全部拝めますように(^人^)
新刊は新刊のうちにレビューを、ってワケでまだこれを書いてない事に気付きました(^^ゞ
ジェニファー・クルージーの初期作品、読了(^^)
いや〜、サイコー!!
今年に入って読んだハーレクイン社から出たシリーズロマンスの中で一番のお気に入り♪♪
クルージーらしいスクリューボール・ラブコメで、登場人物達もクセモノ揃いでずっとケラケラ笑いっぱなしでした(笑)。
元ネタが分かる人には、これは二倍楽しめる作りになっているのもクルージーらしいですな。
主人公である二人に関しても、絶妙なやりとりが最高でしたね。
友人との賭けの為、本職の証券ブローカーを休業してまで私立探偵業を営むミッチェルの元にやってきた謎の女性メイ・ベル。
頓珍漢な親族や友人、知人、使用人に囲まれたメイ・ベル(ここらへん、もうクルージー節が全開。笑)の胡散臭い依頼を了解するミッチェルだが、最初の出会いの時点で二人してもうほんわか〜、なのよね。
大ウケなのが、ミッチェルの「男の欲求」に対する理論(爆)。
あれは一読すべきである。
ミョーに納得してしまったんだよ、ホント。
なんで美人愛人がいるのに男が浮気するのか、という問いに「丘の向こうに何があるのか見たいという男の欲求」と答えるのだが。
何でもその欲求のために、男は海を渡り、パイプラインを造り、西部を開拓したらしい(爆)。
すごい理屈だ(爆)。
また、このミッチェルが無類の司書フェチで、かつて付き合った女は大半が司書関係というアホさが傑作(爆)。
こういう稚気あるヒーローを書かせると、全くもってクルージーはペンが冴えるのだ(笑)。
そういう茶目っ気に引っ張られて、最初は地味に描かれているヒロインがどんどんキュートな面を花開かせてゆく様を書いてゆく。
本当にうまいのである。
ワンコを描くのもうまい愛犬家クルージーらしく、メイ・ベルの愛犬ボブもかわいいし。
ラストで、ミッチェルとボブのやりとりは、クルージー作品の愛読者なら待ってました、ってカンジですよね(笑)
この作品、9年前に翻訳が出た『シンデレラになれない』(T-308)のスピンオフでもありまして、前作でくっついた主人公カップルもしっかり登場していて二倍楽しめました(^^)♪
イケメン弁護士ニックも相変わらず、奥様となったテスも相変わらずキュートだし♪
次のクルージーの翻訳は4月。
邦題から『Charlie All Night』とは思うんだけど。
それを除くと残るTのクルージー未訳は1冊・・・どうか全部拝めますように(^人^)
コメント