ISBN:4596335028 新書 仁嶋 いずる ハーレクイン 2006/07 ¥700

大昔のローウェルの未訳の初翻訳分、読了〜。
土曜に買ってさっさと読了したけど、PCマウス騒ぎで書くの忘れてた(笑)。

久々に読んでみて、やはり私はこの頃のローウェルが好きだったんだなぁ〜、としみじみ感慨に耽った事が第一(笑)。
私のディザィアの牧場もの初読書は、かのダイ○ナ・パー○ー(なぜ伏せ字?笑)ではなく、ローウェルなんですよね。
ああ、懐かしい懐かしいぞ、とそればかりが先立った今回の1冊(笑)。
無垢なヒロイン、ささくれだった魂を持つ孤独なヒーロー、厳しい牧場の生活と悲しい過去、そして最後のドラマティックな展開からのエンドロール、、、全てがこれが書かれた当時のローウェルらしさを表していて、伝統芸能的痛快さとも言えた(笑)。
元々、彼女の書く牧場ものってダイ○ナのと違ってローテクで地道で人里離れた山奥、っていう設定なので19年前の作品なのに色あせて感じなかったのもヨシ。

ヒーローがお馬鹿さんな事はお約束でいいのよね。
あと、人でなしな家族や歪んだ家庭環境とかいうテンプレート的なものもね。
物語がしっかりしていて、キャラクターがたっているとそういうものが上手に活きてくる、という見本でもありました(つまり、物語が崩壊していてキャラが魅力的でないとお約束的展開も支離滅裂となるのよね・・・某大型ミニシリーズのように←誰?爆)。
カーソン、かわいくっていいじゃないのよね・・・寸止め連発で(爆)。
久々にロッキングMの皆様に会いたくなりましたわ、これ読んで。
再読しよっかな♪←んな時間ないやろーに・・・。

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