ISBN:4596813566 新書 山田 沙羅 ハーレクイン 2006/06 ¥700

これも読了していてサッカーのせいで忘れ去られていた1冊(^^;
今頃書くなよ〜、って気がせんでもないわな、ホンマ。
なんせ次の巻出てるもんよ、既に >36HR

と、そういう話はさておき(置くんかい。汗)。

前作、前々作と登場していた殺された市長オリビアの娘・イブがヒロインとなる今回。
ヒーローは、前々作のヒーローである警察務めのストーンの友人で新聞記者であるリオ。
しかし、読んでみて驚いた・・・単純計算なんだけど、これってヒロイン23歳、ヒーロー25歳よね?(^^;
久々にわっか〜いカップルの話を読んだ気がしますね。
そのせいかは分からないが、二人の言動に青さというか、物足りなさを感じたのも事実なんだけど。
6年前、お互いを思っていながらも別れた二人・・・って、そのあたりから居心地悪さを感じるんだよね。
妊娠していたティーンネイジャーのイブと、夢を追うのが全てだったティーンネイジャーのリオ。
いやはや、再会ものといってもその間の葛藤とかも余り感じず、ヒーローがネイティブだという重要な設定もイマイチ活かされていなくて(これのせいで6年の空白が出来るっていうのに)、どうも消化不良気味・・・。
この二人のキャラクターに魅力を感じないまま、淡々とシリーズ全体像を掴む為に読んだというのが本音かな。

マイナス面を先にあげたけど、プラス面もあるんだよね、これ。
まずは二人の間に出来た娘のモリーが愛らしいのなんのって♪
親二人分を彼女が補ってくれた気分です(笑)。
あと、やっと市長殺しの犯人像というか、全体像に近付いてきた事。
しかし、イブの兄ちゃんが怪しいのはミエミエだったけど、巻を重ねるごとにバカ度があがるな・・・こいつ(^^;
こんな相手じゃ、逃げて正解だったわよ花嫁さん・・・って事で、次回はその逃げた花嫁の話。
グランド・スプリングスから離れての話になりそうなんで、まだまだ解決していない赤ん坊とか記憶喪失くんとかはお預けだな。

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